月別アーカイブ: 8月 2014

GODZILLA 2014の感想(ネタバレしまくり)

ゴジラ を観てきた。 大変満足のいく映画でした。 まずゴジラのフォルム。でかい。太い。めちゃくちゃ強そう。 それに合わせて鷹をイメージしたというシャープな横顔から首にかけてのラインがタマラン。 デザインにおける一体性というのは時代によって流行が変化してきましたよね。 従来のゴジラのデザインでは、頭、身体、背びれ、といった感じでパーツの主張が割と強めなので、 そのまんまハリウッドの最新技術でリアルに映像化しても、 ちょっとコミカルというか、場合によっては違和感を生んでしまうかも知れません。 今回のぶっとくて流れるような全身のフォルムは正しく現代版ゴジラと言った風貌で、 それでいてただのクリーチャーではない怪獣としての威厳を感じさせて、とても好きですね。 単純にかっこいい。 で、今回のゴジラさん相当優しい。 人間側から攻撃を受けながらも反撃せず、むしろ危害を出さないよう 回避するような描写が多く見受けられます。 上陸時に津波を起こしてしまったからか、最後帰るときは相当気を使って入水してるように見えましたw 初代のゴジラは明らかに人間に対して敵意を持った存在として設定されてたので、 この辺の描写は賛否が分かれる所だと思います。でも自分は大賛成派です。 と言うのもそういった性格付けが、今回のゴジラの貫禄を感じさせるような恰幅の良いデザインに 非常にマッチしていると感じるので。 自分は”怪獣”に欠かせない要素の一つとして、”豊かなキャラクター性”があると思う。 中に人間が入って撮影してきた独特の手法がそうさせているのだと思うのですが。 その他にも、MUTOの飛来に合わせて尻尾で撃墜するシーンや、 その後粉塵の中から語りかけるように主人公を見つめるシーンなど、 非常に表情豊かに描かれています。 恐怖の対象としての面は薄れてるけど、これは紛れも無く日本のゴジラ、 怪獣の文化をしっかり見据えて制作されたものなんだと実感するのです。 最初に書いたゴジラのフォルムについても、単純にデザインとして好きというのと、 もう一つの理由としてあるのが、1994年のエメリッヒ版の映画の件。 今回の造形に否定派の人も、あの時に激ヤセしたから そのリバウンドでこうなったのかなとか考えると、ちょっと微笑ましくもなりませんか。 恐らくデザインの際にはエメリッヒ版の造形についても考慮がされたはずで、 それで今回の「これでどうだ!」と言わんばかりのマッシヴなデザイン。 こういった制作陣の姿勢が垣間見えるという点が何よりも好きなポイントなんだなーと思います。 映画は全編通して暗めのトーンで、ゴジラの全身のディテールをじっくり見られるタイミングはあまり無く、 ゴジラの登場タイミングも遅めです。 もっとゴジラを見たかったという人も多いと思いますが、 少ない登場シーンの一つ一つを印象的に見せようと言う拘りが垣間見れるし、 結果的にこのもったいぶり方がゴジラの神秘性を引き立たせる上で非常に効果的に働いたと思います。 登場シーンが少ないは言え、ラストの畳み掛けるような痛快なフィニッシュにはもう大満足。 最後の口移し放射熱線、シアター内が沸いてましたから。いや無言だったけど、確かに沸いてました。 … 続きを読む

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